Slack の営業、マーケティング、プロジェクト管理、リソース管理のテンプレートを示したイラスト。
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Slack テンプレートが登場!仕事の開始がもっとスピーディーに

すぐに使えるテンプレートで、あらゆる部門のプロジェクトをワンクリックで開始。

執筆者 : Rebecca Walker2024年10月30日

仕事で最も難しいこと、それは「始める」ことかもしれません。重要なタスクを行う際には、どこから着手すべきか、どうすれば完了できるのかなどを、あらかじめ定めておく必要があります。ただ、これらの準備に時間がかかると、プロジェクトの開始が遅れてしまいます。案件の成約や製品の開発、新しいキャンペーンの立ち上げといった価値の高い仕事に注力する時間も少なくなります。このような非効率性により、最大で会社の年間収益の 3 分の 1 が失われる可能性があると言われています。チームが必要とするツール、データ、人、プロセスをすべて 1 か所にまとめられれば、すばやく準備を整え、スムーズに行動を起こし、長期的な成功に向けていち早く前進できるでしょう。

そこで Slack テンプレートの登場です。これは組織がプロジェクトやプロセスをすぐに開始し、状況に応じてそれを拡大していくのに役立つテンプレートです。業務分野や典型的なユースケースに合わせて用意された canvasリストワークフローも含まれています。クリックひとつで、新しいチャンネルが作成され、チームはすぐに協力して業務を進められます。

マーケティングキャンペーンの立ち上げ、新規クライアントのオンボーディング、承認プロセスの効率化、部門横断型プロジェクトの開始など、さまざまな場面に合ったテンプレートが用意されています。そのテンプレートとはどのようなものなのか、なぜそれが重要なのかについて、以下で詳しく見ていきましょう。

「新しいクルマを作るのに、毎回、車輪を一から発明し直すようなことでは非効率です。業務分野ごとに土台と枠組みが用意されたテンプレートを使えば、どこから始めていいのか頭を悩ませる必要はありません」

SlackChief Product OfficerRob Seaman

ワンクリックでプロジェクトをすばやく開始

必要な情報を探すのに、たくさんのツールやシステムの中を探し回る日々はもう過去のものです。私たちはユーザー企業の皆さまからの長年のフィードバックに基づいたベストプラクティスを、このテンプレートに取り入れました。営業やマーケティングといった業務部門別、生産性向上やチームコラボレーションといったソリューション別に整理されたテンプレートが用意されています。また、独自のテンプレートセットを作成することも可能です。

使い方はこうです。まず目的に応じたテンプレートをライブラリから選択。クリックひとつで Slack が自動的にチャンネルを作成してくれるので、すぐにアクションを開始できます。チャンネルには canvas やリストが用意され、プロンプトを使って必要な情報を簡単に入力できます。関連タスクをすばやく完了させるためのワークフローも、あらかじめ構築されています。テンプレートを使ってプロセスを標準化することで、どのようなプロジェクトでも見通しが立てやすくなり、誰もが期待に応えやすくなります。

 

あらゆるプロセスを自動化して仕事をスピードアップ

やり方が決まっている仕事は、自動化で大きな効率化を図れます。テンプレートにも、そのようなステップの自動化が随所に組み込まれています。

ワークフローを使って、手作業で行われる反復的なタスクを自動化し、時間と手間を省けば、より重要な仕事に集中できるようになります。例えば、受け取ったリクエストをまとめてリストに保存したり、進捗を報告するようチームメンバーにリマインダーを送ったり、チャンネルでタイミングよくアラートを送信したり、週ごとのアクティビティを AI に要約してもらったり、といったタスクを自動化できます。

テンプレートでは、そのプロジェクトを開始するのに必要なものがすべて揃ったチャンネルが自動的に作成されます。さらに、そこにツールやアプリを連携させて、外部のプロセスを Slack に取り込めば、仕事をいっそうスピードアップできます。

IT チームが社内向けのヘルプデスクを新たに設置するとしましょう。その際にはヘルプデスクテンプレートを使えば、一から物事を組み立てていく時間を省けます。このヘルプデスクは次のような仕組みになっています。まず、リクエストを出したい人が、用意されているワークフローで必要な情報を入力します(canvas で関連情報を探すこともできます)。リクエストが提出されると、IT チームはリストを使って、そのリクエストの優先順位を設定し、完了するまで管理できます。これにより、組織全体でのチケットの提出プロセスが簡素化・標準化され、対応がスムーズになります。

独自のテンプレートで、複雑な仕事にも対応

どの組織にも独自の仕事の進め方があるでしょう。ほかでは効果的な方法でも、自分のチームには当てはまらないということもあるはずです。そのため、テンプレートは簡単にカスタマイズできるようになっています。自分たちの仕事の方法に合わせてテンプレートを調整し、それを組織全体に共有できます。

例えば、チームのニーズに合った canvas やリストを、構築済みのワークフローと組み合わせて、独自のテンプレートを作成できます。すでにカスタム canvas テンプレートを使っているなら、それを選択することも可能。作成したテンプレートをテンプレートハブに公開して、どのようなプロジェクトやプロセスに対応しているかといった情報を添えれば、ほかのメンバーが簡単に見つけて利用できます。

オーガナイゼーション全体に公開できるカスタムテンプレートソリューションは、Enterprise Grid プランでご利用いただけます。

 

Slack テンプレートの利用を今すぐ始めましょう

「新しいテンプレートは画期的なソリューションです。チャンネルやワークフローなど、Slack の強力な機能があらかじめ組み込まれているため、チームはスピーディーに仕事に取りかかれます。Slack のベストプラクティスを 1 か所で簡単に活用できるので便利です」

SlalomTech Industry LeaderChristine McHone 氏

テンプレートを活用することで、スモールビジネスから大企業まで、あらゆる業界や部門のチームが、新しいプロジェクトやプロセスをいち早く導入し、価値実現までの時間を短縮できます。

Slack はこのテンプレートにより、すべての人、プロセス、ツール、データを 1 つの「ビジネスの基本システム」にまとめるというビジョンをさらに進めていきます。テンプレートは現在、有料プランにて提供しています。テンプレートギャラリーにアクセスしてご利用ください。また、詳細については、ウェビナー(英語のみ)にご参加ください 

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うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。

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