Capital One は、約 30 年にわたって銀行業務に人間らしさとシンプルさを取り入れてきたことで知られています。今回、デジタルトランスフォーメーションを進めて、業界を再定義するために全社で Slack を活用した点が評価され、イノベーション賞に輝きました。
Capital One では 2016 年から Slack を利用しています。始まりは、IT 部門が基幹ソフトウェア開発の拡大、コラボレーション、コードの共有のスピードを上げるために使い始めたことでした。Slack の効果は瞬く間に口コミで広がり、今では技術部門、人事部門、コーポレートおよびグローバルファイナンス部門、リスク管理部門、サイバー部門、法務部門などさまざまな部門で、毎週 5 万人以上の従業員が Slack で自動化を推進し、イノベーション文化を育んでいます。
Capital One はアメリカで、データセンターからクラウドに全面移行した初の銀行です。以前よりテクノロジーの活用を進めていた同社では、Slack の活用で金融領域における革新的な取り組みを加速させました。その例として、Slack ボットを全社的に活用し、プロセスの自動化と連携を進めているほか、よくある質問に対して機械学習と NLP を使って回答しています。
社内のワークフローを効率化するだけでなく、社外との仕事も進めています。同社では 150 を超える Slack コネクトチャンネルによって、社外のベンダーやパートナーと、社内のユーザーと同じコラボレーション環境で連携してきました。これにより、従業員と社外パートナーの両方が仕事をより効率よく進められるようになっただけでなく、コンテキストの切り替えも減りました。
Capital One では引き続き Slack を活用しながら、銀行業務を変革し続ける予定です。今後も機動力とイノベーションを生む力をしっかり備え、何百万もの顧客にパーソナライズした体験を日々届けていくでしょう。